NPO法人 雨漏り診断士協会 NPO法人 雨漏り診断士協会 NPO法人 雨漏り診断士協会 雨漏り診断士協会 概要 NPO法人 雨漏り診断士協会

■目的と理念

建物の最も基本的な機能は雨露を凌ぐこと。その機能を揺るがすのが『雨漏り』です。
雨漏りの発生は人々の日常生活に経済的損失をもたらし、更には、精神的苦痛をも与え続けます。
時代と共に、建物に使用される『材料』『機能』『デザイン』などは、様々な進化を遂げていますが、むしろそれらによって、雨漏りのメカニズムが複雑になる傾向も見られます。
加えて、異常ともいえる長時間降雨や短時間強雨など、建物が本来有する防水や雨仕舞の機能に対して、想定を超えた雨がかりが発生することもあり、既存(中古)、又、新築に関わらず、常に雨漏りは建物トラブルの最上位に存在しています。
新築を推し進める時代から、既存建物のストック活用に価値を見出す時代へと移り行くなかで、国土交通省の政策においても、「構造耐力上主要な部分」と並び「雨水の浸入防止に関する部分」が枢要とされています。
既存建物のストック活用が進む状況下において、リフォーム詐欺や、適正な能力を有さない者による施工トラブル等も増加する傾向にあります。
雨漏り診断士協会は、それらのトラブル発生を抑えるべく、『技術者の職業能力開発』の一環として、雨漏りに関する調査研究、及び、教育研修を実施すると共に、公正な立場で診断を行う『雨漏り診断士』の資格を付与し、雨漏り診断業務の適正化を目的に活動しております。
当協会の最終目標は『雨漏りトラブル皆無の社会』です。
雨漏り原因を究明し、雨漏りを防ぐ事に関わるすべての人々が、知識を習得することにより『雨漏りトラブル皆無の社会』を築きあげた時、特定非営利活動法人 雨漏り診断士協会は活動を納めることになります。
その時が訪れるまで、『日本唯一の雨漏りに関する研究教育機関』として、責務を果たしていく所存です。

特定非営利活動法人 雨漏り診断士協会
理事長 蓮見恵一
(一級建築士)
(宅地建物取引士)
ホーム